ステラウォークでステラルーメン(XLM)を貯めていると、ふと「このXLMって、この先どうなるんだろう?」と気になりませんか。私もステラウォークを使い始めてからXLMを少しずつ受け取ってきたので、値動きのニュースを見るたびに同じことを考えてきました。
この記事では、ステラルーメンの今後を考えるうえでの材料(良いニュース)と注意点(リスク)を整理したうえで、XLMを買える国内の取引所と、ステラウォークで貯めたXLMの付き合い方をまとめます。
先にお伝えしておくと、この記事では「〇年に〇円になる」といった価格予想はしません。暗号資産の価格は誰にも当てられないので、判断の材料を並べて、ご自身で考えられるようにすることを大切にしています。
結論:XLMは「使われる場面」は広がっているが、価格は大きく上下する
- 材料:PayPalやマネーグラムのステーブルコイン、米国の証券決済機関DTCCの計画など、ステラのネットワークを使う大手が増えている
- 注意点:ネットワークが使われても、XLMの価格が上がるとは限らない。2026年も1か月で3割近く下がる場面があった
- 買うなら:少額で試すならコインチェック、手数料を抑えたいならビットバンクの「取引所」がおすすめ
- ステラウォークで貯めた分:無料でもらった分は「長く持つ枠」、買い足すなら生活に影響しない金額で
ステラルーメン(XLM)とは?
ステラルーメンは、「ステラ(Stellar)」というブロックチェーンのネットワークで使われる暗号資産です。2014年に、リップル(XRP)の立ち上げにも関わったジェド・マケーレブ氏らによって公開されました。運営には「ステラ開発財団」という米国の非営利団体が関わっています。
特徴は、国をまたいだ送金を、数秒・ごくわずかな手数料で行えることです。銀行の海外送金のように何日もかからず、手数料もほとんどかかりません。この「送金のしやすさ」が、ステーブルコイン(米ドルなどと価値が連動する暗号資産)の送金や決済に使われる理由になっています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 公開 | 2014年 |
| 発行上限 | 500億XLM |
| 流通量 | 約337億XLM(2026年6月時点) |
| 主な用途 | 国際送金、ステーブルコインの送金・決済、トークン化した資産のやり取り |
| 運営に関わる団体 | ステラ開発財団(米国の非営利団体) |
よく比べられるリップル(XRP)とは生まれが近く、どちらも「送金」に強い暗号資産です。ただ、リップルは金融機関向けの送金に力を入れているのに対し、ステラは個人の送金や、新興国での利用、ステーブルコインの基盤としての利用が目立ちます。
ステラルーメンの今後を考えるうえでの材料
ここ数年で、ステラのネットワークを使う大手企業の動きが続いています。主なものを時系列で並べます。
| 時期 | 出来事 |
|---|---|
| 2024年3月 | スマートコントラクト機能「Soroban(ソロバン)」が稼働。ステラ上でアプリを作れるようになった |
| 2025年6月 | PayPalが、自社のステーブルコイン「PYUSD」のステラ対応を発表 |
| 2025年11月 | 米国の大手銀行USバンコープが、ステラ上で独自ステーブルコインのテストを開始 |
| 2026年5月 | 米国の証券決済機関DTCCの子会社が、トークン化した証券の基盤をステラにつなぐ計画を発表(2027年上半期の開始を目指す) |
| 2026年6月 | 送金大手マネーグラムが、ステーブルコイン「MGUSD」をステラ上で正式に開始(まず米国向け) |
スマートコントラクトとは、「条件を満たしたら自動で実行される契約」のようなプログラムのことです。これが使えるようになったことで、送金だけでなく、金融サービスのアプリもステラ上で作れるようになりました。
こうして見ると、「実際に使われる場面」が少しずつ広がっているのは確かです。ステラウォークでXLMを受け取っている私たちにとっても、長く持つうえでの安心材料のひとつと言えます。
一方で知っておきたい注意点・リスク
ネットワークが使われても、XLMの価格が上がるとは限らない
ここが一番の注意点です。ステラ上でステーブルコインがたくさん送られても、XLMが使われるのは送金にかかるわずかな手数料の部分だけです。「大手が採用した=XLMの値段が上がる」とは限らないことは、頭に入れておきましょう。
価格の上下がとても大きい
2026年も、5月末に1XLM=約0.30ドルまで上がったあと、6月には約0.21ドルまで下がりました。1か月ほどで3割近く下がったことになります。暗号資産のなかでは時価総額が大きい方ですが、それでも株や投資信託より値動きはずっと激しいです。
取引所側のトラブルで、入金がすぐ反映されないこともある
2026年10月19日の深夜から、ビットフライヤーでXLMの入金(外部から送ったXLM)が口座にすぐ反映されない状態になり、同社が10月20日に告知しました。原因は、入金処理に使っているステラ公式のAPI(システム同士をつなぐ窓口)へのアクセス制限とされています。XLMの送付(出金)や、ほかの暗号資産の入出金には影響していないとのことです。
ステラウォークからビットフライヤーにXLMを送ろうとしている方は、送る前にビットフライヤー公式のお知らせで最新の状況を確認しておくと安心です。ステラウォークからの送金手順は、こちらの記事でまとめています。
→ ステラウォーク(StellarWalk)のジェムを暗号資産取引所に送金申請する方法を解説
2026年10月時点のステラルーメンの価格
私がコインチェックの画面で確認したところ、2026年10月23日時点の販売所の価格は1XLM=約27.6円でした。ステラウォークで数十XLMを貯めても数百円〜千円台という金額なので、「大きく稼ぐ」というより「暗号資産に触れてみる入口」と考えるのがちょうどよいと思います。
ステラルーメン(XLM)を買える国内の取引所
XLMは、金融庁に登録された国内の取引所でも買えます。主なところを比べると次のとおりです(2026年10月時点。手数料は変わることがあるので、公式サイトで最新情報を確認してください)。
| 取引所 | 買い方 | XLMの送金手数料 | ひとこと |
|---|---|---|---|
| コインチェック | 販売所 | 0.01XLM | アプリが見やすく、少額から始めやすい |
| ビットバンク | 取引所(XLM/JPY) | 0.01XLM | 板で売買できるので、販売所より安く買いやすい |
| SBI VCトレード | 販売所 | 無料 | 入出金・送金の手数料が無料 |
| 楽天ウォレット | 販売所 | 3XLM | 楽天ポイントで買える |
| ビットフライヤー | 販売所 | — | 10月20日からXLM入金の反映遅延あり(上記) |
ここで知っておきたいのが、「販売所」と「取引所」の違いです。販売所は取引所の会社から直接買う方式で、操作はかんたんですが、買値と売値の差(スプレッド)が実質的なコストになります。コインチェックの場合、このコストは0.1〜5.0%とされています。取引所はユーザー同士で売買する方式で、ビットバンクのXLM/JPYなら手数料はメイカー(注文を板に並べる側)がマイナス0.02%、テイカー(並んだ注文で買う側)が0.12%です。
まとめると、はじめて数千円だけ買ってみるならコインチェック、まとまった金額を安く買いたいならビットバンクの取引所、という使い分けがわかりやすいと思います。
▼ビットバンクの口座開設はこちら
ビットバンク
どちらにするか迷う方は、2社の違いをこちらで比べています。
→ コインチェックとビットバンクを徹底比較!初心者はどっちを選ぶべき?
ステラウォークで貯めたXLMは、売る?持つ?
最後に、ステラウォークでXLMを貯めている方向けに、私の考え方をお伝えします。あくまで一つの例として参考にしてください。
無料で貯めた分は「長く持つ枠」にする
歩いてもらったXLMは、元手がかかっていません。値下がりしても生活に影響しないので、私は「ステラの使われ方がこの先どうなるかを見守る枠」として、すぐには売らずに持っておくことが多いです。
買い足すなら、少額・分散で
「もう少し持っておきたい」と思ったら、生活に影響しない金額で、何回かに分けて買うのがおすすめです。一度にまとめて買うと、高いところで買ってしまうリスクが大きくなります。
売ったときの税金も忘れずに
ステラウォークで受け取ったXLMや、それを売って出た利益は、税金の対象になる場合があります。会社員の方なら「年20万円」の目安など、知っておきたいルールをこちらでまとめています。
→ 歩いて稼ぐアプリで貯めたビットコインに税金はかかる?20万円ルールと確定申告が必要なケースを解説
まとめ
- ステラルーメンは「送金に強い」暗号資産で、PayPal・マネーグラム・DTCCなど、ステラのネットワークを使う動きが広がっている
- ただし、ネットワークが使われてもXLMの価格が上がるとは限らず、値動きは大きい
- 2026年10月には、ビットフライヤーでXLM入金の反映が遅れるトラブルもあった。送金前に公式のお知らせを確認
- 買うなら少額で試すならコインチェック、安く買いたいならビットバンクの取引所
- ステラウォークで貯めた分は「長く持つ枠」、買い足すなら少額・分散で
XLMを買うための口座は、ステラウォークの送金先としても使えます。まだ取引所の口座がない方は、この機会に作っておくと安心です。
ステラウォークの稼ぎ方や換金の方法は、こちらの記事もあわせてどうぞ。