仮想通貨の出金・送金手数料を4社比較!コインチェック・ビットバンク・ビットフライヤー・GMOコインの違いは?

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暗号資産の取引所を選ぶとき、購入手数料やスプレッドは比較しても、「出金」や「送金」にかかる手数料まで細かく確認している方は意外と少ないのではないでしょうか。

私も普段からコインチェック・ビットバンク・ビットフライヤー・GMOコインの4社を比較しながら記事を書いていますが、出金・送金まわりは各社で仕組みがかなり違います。「手数料が無料だから」という理由だけで選ぶと、実は最低出金額が高くて少額では出金できなかった、というケースもあるので注意が必要です。

この記事では、コインチェック・ビットバンク・ビットフライヤー・GMOコインの4社について、①日本円の出金手数料、②暗号資産を外部アドレスへ送る際の送金手数料、③出金申請から着金までの時間、④最低出金額・最低送金数量、の4つの観点で比較していきます。

日本円の出金手数料を比較

まずは、取引所の口座から自分の銀行口座へ日本円を出金するときの手数料です。

取引所出金手数料
コインチェック407円(一律)
ビットバンク550円(3万円未満)/770円(3万円以上)
ビットフライヤー三井住友銀行宛:220円(3万円未満)/440円(3万円以上)
その他の銀行宛:550円(3万円未満)/770円(3万円以上)
じぶん銀行(リアルタイム出金):220円(3万円未満)/440円(3万円以上)
GMOコイン無料

こうして並べてみると、GMOコインだけが日本円の出金手数料を完全に無料にしていることが分かります。コインチェックは金額にかかわらず407円の一律料金、ビットバンクとビットフライヤーは3万円を境に手数料が変わる仕組みです。

なお、ビットフライヤーは振込先の銀行によって手数料が変わる珍しいタイプです。三井住友銀行の口座を持っている方であれば、他行宛より手数料を抑えられます。

暗号資産の送金手数料を比較

続いて、取引所からMetaMaskなどの外部ウォレットや、他の取引所へ暗号資産そのものを送るときの手数料です。こちらはビットコイン(BTC)を例に比較します。

取引所BTC送金手数料
コインチェック変動制(ネットワークの混雑状況に応じて都度変わります)
ビットバンク0.0006 BTC
ビットフライヤー0.0004 BTC
GMOコイン無料

暗号資産の送金手数料でも、GMOコインは全銘柄について無料としています。ビットバンク・ビットフライヤーは銘柄ごとに固定の手数料が決まっており、コインチェックはブロックチェーンのネットワーク手数料をそのまま反映する変動制を採用しています。

ちなみにビットフライヤーは、XRP(リップル)やステラルーメン、モナコインなど一部の銘柄は送付手数料が無料になっています。よく送る銘柄がある方は、事前に手数料一覧を確認しておくと安心です。

出金申請から着金までの時間を比較

「手数料が安くても、着金が遅いと使いづらい」というのも大事なポイントです。日本円出金の反映タイミングを比較してみます。

取引所着金までの目安
コインチェック午前9時までの申請:当日〜翌銀行営業日以内
午前9時以降の申請:翌〜2銀行営業日以内
ビットバンク平日15時までの申請:翌営業日
平日15時以降の申請:翌々営業日
ビットフライヤー銀行営業日14時30分までの申請:当日中に着金
14時30分以降の申請:翌営業日以降
GMOコイン平日17時までの申請:翌営業日
平日18時以降の申請:翌々営業日

4社の中で、条件を満たせば「当日中」に着金する可能性があるのはビットフライヤーです。コインチェックも早ければ当日〜翌営業日ですが、GMOコインとビットバンクは基本的に翌営業日以降となり、最短でも1日はかかると考えておいたほうがよさそうです。

いずれの取引所も、土日祝日をまたぐ申請はさらに時間がかかります。急いで出金したい場合は、平日の早い時間帯に申請することをおすすめします。

最低出金額・最低送金数量の違いに注意

見落としがちですが、各社には出金・送金できる最低金額(数量)が設定されています。特にGMOコインは、手数料が無料な一方でこの最低ラインがやや高めに設定されている点に注意が必要です。

取引所日本円の最低出金額BTCの最低送金数量
コインチェック公式サイトに明記なし(少額から出金可能)実質下限なし(ごく少量から送付可)
ビットバンク1,000円0.0001 BTC
ビットフライヤー公式サイトに明記なし公式サイトに明記なし(アプリ内の最新情報をご確認ください)
GMOコイン10,000円0.02 BTC(保有全額を送る場合は例外あり)

GMOコインは日本円の出金だけでも最低1万円からという設定なので、「無料だからこまめに少額を出金したい」という使い方には向いていません。反対に、ある程度まとまった金額を無料で出し入れしたい方には相性がよい取引所といえます。

BTCの最低送金数量も、GMOコインの0.02 BTCはビットバンクの0.0001 BTCと比べるとかなり大きな数字です。少額のビットコインを外部ウォレットへ移したい場合は、コインチェックやビットバンクのほうが柔軟に対応できます。

なお、手数料・最低金額ともに各取引所の判断で変更されることがあるため、実際に出金・送金する際は、必ずアプリ内の最新情報もあわせてご確認ください。

結局どこがお得?使い方別のおすすめ

ここまでの内容をふまえると、単純に「手数料が安い取引所」を選ぶのではなく、自分の使い方に合わせて選ぶのがポイントです。

まとまった金額を無料で出し入れしたい方には、日本円出金・暗号資産送金ともに無料のGMOコインが向いています。最低出金額が1万円からという点さえ理解していれば、手数料を気にせず取引に集中できます。

反対に、少額をこまめに出金したい方や、とにかく早く着金させたい方には、最低出金額の縛りが緩やかで、条件を満たせば当日中に着金する可能性があるビットフライヤーや、手数料が一律で分かりやすいコインチェックのほうが使い勝手がよいでしょう。

すでにビットバンクとコインチェック、ビットバンクとビットフライヤーをそれぞれ比較した記事も書いていますので、口座開設そのもので迷っている方は、あわせてこちらもご覧ください。

また、GMOコインについては、ステーキング・レンディング・積立・レバレッジ取引のサービス内容もこれまでの記事で比較していますので、GMOコインの利用を検討している方はぜひ参考にしてみてください。

まとめ

コインチェック・ビットバンク・ビットフライヤー・GMOコインの出金・送金手数料を比較しました。

GMOコインは日本円出金・暗号資産送金ともに手数料が無料という大きなメリットがある一方、最低出金額・最低送金数量はやや高めに設定されています。コインチェックは407円の分かりやすい一律手数料、ビットバンクとビットフライヤーは金額によって手数料が変わる仕組みで、なかでもビットフライヤーは条件を満たせば当日中に着金する可能性がある点が特徴です。

「手数料の安さ」だけでなく、「どのくらいの金額を、どのくらいの頻度で出金するか」という自分の使い方に照らして取引所を選ぶことで、無駄な手数料や使いにくさを避けられます。ぜひ今回の比較を、口座選びの参考にしてみてください。

※本記事の内容は執筆時点の情報です。手数料や最低出金額は各取引所の判断で変更されることがあるため、実際に出金・送金する際は必ず各取引所の公式サイト・アプリ内の最新情報をご確認ください。

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