ビットバンクで口座を作ったものの、「販売所」で買っていませんか? ビットバンクの魅力は、ユーザー同士で売買する「取引所」の使いやすさにあります。取引所を使えば、同じビットコインでも販売所より有利な価格で売買できることが多いです。
この記事では、ビットバンクの取引所の使い方を、指値注文での買い方・売り方から、売ったお金を銀行口座に出金するところまで、順番に解説します。
ビットバンクの「取引所」と「販売所」の違い
ビットバンクには、暗号資産を売買する場所が「取引所」と「販売所」の2つあります。
- 販売所:ビットバンクを相手に売買する。提示された価格ですぐ買えるが、売値と買値の差(スプレッド)が実質的なコストになる
- 取引所:ほかのユーザーと売買する(板取引)。自分で価格を決めて注文でき、市場価格に近い値段で取引できる
ビットバンクの取引所は、スマホアプリでもパソコン(ブラウザ)でも使えます。取引所に対応している銘柄も多いので、「アプリでも取引所が使える」のはビットバンクの使いやすいポイントです。
取引所の手数料:メイカーとテイカーとは?
取引所では、注文の出し方によって手数料が変わります。ここで出てくるのが「メイカー」と「テイカー」という言葉です。
- メイカー(Maker):すぐには成立しない価格で注文を出し、板に並べる人。市場に注文を「作る」側
- テイカー(Taker):すでに板に並んでいる注文に対して売買し、すぐ成立させる人。注文を「取る」側
ビットバンクの公式サイトに掲載されている取引所の手数料(現物取引)は、主に次のとおりです。
| 通貨ペア | メイカー | テイカー |
|---|---|---|
| BTC/JPY(ビットコイン) | 0.00% | 0.10% |
| ETH/JPY・XRP/JPYなど多くのペア | -0.02% | 0.12% |
メイカー手数料が「マイナス」になっているペアでは、メイカーとして取引が成立すると、逆に手数料分を受け取れます。手数料は変更されることがあり、キャンペーンで無料になるペアもあるため、取引前に公式サイトで最新の情報を確認してください。
指値注文と成行注文の違い
取引所の注文方法には、主に「指値(さしね)注文」と「成行(なりゆき)注文」があります。
| 指値注文 | 成行注文 | |
|---|---|---|
| 価格 | 自分で指定する | 指定しない(その時の価格で成立) |
| 成立のしやすさ | 指定した価格にならないと成立しない | すぐ成立しやすい |
| 手数料 | メイカーになりやすい | テイカーになる |
初心者の方には、まず指値注文を覚えるのがおすすめです。「この価格なら買いたい(売りたい)」と決めて注文できるので、思わぬ高値で買ってしまう心配がありません。
【アプリ】指値注文でビットコインを買う手順
ビットバンクのサポートページで案内されている手順をもとに、アプリでの流れを紹介します。
- アプリの取引画面で、取引したい通貨ペア(例:BTC/JPY)を選ぶ
- 注文画面で「指値」と「買い」を選ぶ
- 買いたい「価格」と「数量」を入力し、注文ボタンをタップする
- 注文内容の確認画面で「実行」をタップする
- 「注文一覧」タブで注文状況を確認する(取り消したいときは「CANCEL」)
市場価格が注文した価格に届くと注文が成立(約定)し、取引履歴に表示されます。パソコンのブラウザでも、「指値」と「買い」を選び、価格と数量を入力して「注文」→「実行」という同じ流れで注文できます。
【アプリ】指値注文でビットコインを売る手順
売るときも、流れは買うときとほとんど同じです。
- 取引画面で通貨ペア(BTC/JPY)を選ぶ
- 「指値」と「売り」を選ぶ
- 売りたい「価格」と「数量」を入力して注文する
- 確認画面で「実行」をタップする
今の価格より高い値段で売り注文を出すと、価格が上がってきたときに成立します。逆にすぐ売りたい場合は、板の一番高い買い注文に近い価格で出すか、成行注文を使いましょう。
注文が成立しないときのチェックポイント
- 指定した価格が市場価格から離れすぎていないか
- 数量が最小注文数量を下回っていないか(通貨ペアごとに決まっています)
- 買い注文の場合、日本円の残高が足りているか
売った日本円を銀行口座に出金する手順
暗号資産を売って得た日本円は、ビットバンクの口座内に残っています。銀行口座に移すには出金手続きが必要です。
- アプリまたはWebのメニューから「出金」を開き、日本円を選ぶ
- 出金先の銀行口座を登録する(初回のみ)
- 出金額を入力し、内容を確認して申請する
ビットバンクの日本円出金手数料は、3万円未満が550円、3万円以上が770円です(入金手数料は無料ですが、振込手数料は自己負担)。少額を何回にも分けて出金すると手数料がかさむので、ある程度まとめて出金するのがおすすめです。
ほかの取引所の出金手数料との比較は、こちらの記事にまとめています。
→ 仮想通貨の出金・送金手数料を4社比較!コインチェック・ビットバンク・ビットフライヤー・GMOコインの違いは?
ビットバンクを使うときの注意点
- 利益が出たら税金がかかる:売却益は原則として雑所得です。会社員の方は、給与以外の所得が年間20万円を超えると確定申告が必要になります。
- 取引所はすぐに成立するとは限らない:急いでいるときは成行注文や販売所も選択肢です。
- 運営体制の変化もチェック:ビットバンクはSBIグループの完全子会社となることが発表されています。サービス内容に変更がないか、公式のお知らせを定期的に確認しておきましょう。
→ ビットバンクがSBIグループの完全子会社に!利用者の口座・サービスは何が変わる?今やるべきこと
まとめ:ビットバンクは「取引所」を使ってこそお得
- ビットバンクの取引所はアプリでもブラウザでも使える
- BTC/JPYのメイカー手数料は0.00%、多くのペアはマイナス手数料
- 初心者はまず指値注文で、自分で決めた価格で売買するのがおすすめ
- 売った日本円は出金手続きで銀行口座へ(3万円未満550円、3万円以上770円)
私も、少しでもコストを抑えたいときは取引所を使うようにしています。最初は板の見方に戸惑うかもしれませんが、少額で一度試してみると、思ったより難しくないことがわかると思います。
まだビットバンクの口座をお持ちでない方は、こちらから開設できます。
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ほかの取引所と比べてから決めたい方は、こちらの記事もどうぞ。