松井証券のiDeCo控除証明書はいつ届く?年末調整の書き方と間に合わないときの対処法

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会社員の方は、秋になると勤務先から年末調整の書類が配られます。iDeCoに加入している方は、そこで「掛金の証明書」を出すと、払った掛金の分だけ税金が安くなります。

とはいえ、「証明書がまだ届かない」「どこに何を書けばいいの?」「会社の締め切りに間に合わない」と困る方も多いのではないでしょうか。この記事では、松井証券でiDeCoに加入している方向けに、控除証明書が届く時期、年末調整の書き方、間に合わないときの対処法をまとめます。

iDeCoの掛金は全額が所得控除になる

iDeCoの掛金は、「小規模企業共済等掛金控除」という所得控除の対象です。その年に払った掛金の全額を所得から差し引けるので、所得税と住民税が安くなります。

たとえば、所得税率10%の会社員が月1万円(年12万円)を積み立てた場合、所得税が約1.2万円、住民税(税率10%)が約1.2万円、あわせて年2.4万円ほど税金が軽くなる計算です(あくまで目安で、実際の金額は所得や控除の状況によって変わります)。

ただし、この控除は自動では受けられません。会社員なら年末調整、自営業の方などは確定申告で、自分で申告する必要があります。

控除証明書(小規模企業共済等掛金払込証明書)とは

年末調整や確定申告で使うのが、「小規模企業共済等掛金払込証明書」です。「控除証明書」「払込証明書」と呼ばれることもあります。

注意したいのは、この証明書を送ってくるのは松井証券ではなく「国民年金基金連合会」だということです。ハガキで届くので、松井証券からの郵便物だけを待っていると見落としてしまうかもしれません。

なお、勤務先が給与から掛金を天引きして払っている(事業主払込の)方には、この証明書は発行されません。その場合は勤務先が年末調整で処理するのが一般的なので、勤務先に確認してみてください。

控除証明書はいつ届く?

証明書は、加入した時期や掛金の払い方によって、年4回に分けて発行されます。松井証券のQ&Aで公開されている令和7年(2025年)分の予定は次のとおりでした。

回はがきの発送予定日主な対象者
1回目2025年10月23日その年の1〜9月に掛金の払い込みがある方(ほとんどの方はここ)
2回目2025年11月21日10月に初めて払い込んだ方、金額に変更があった方
3回目2025年12月22日11月に初めて払い込んだ方、金額に変更があった方
4回目2026年1月23日12月に初めて払い込んだ方、金額に変更があった方

1月から続けて掛金を払っている方なら、例年10月下旬ごろに届くと考えておけばよいでしょう。証明書には、9月までに払った金額に加えて、10〜12月に払う予定の金額も含まれているので、この1枚で年末調整ができます。

令和8年(2026年)分の正式な日程は、この記事の執筆時点(2026年9月末)ではまだ公開されていません。例年と大きく変わらないと思われますが、松井証券のQ&Aで最新の予定を確認してください。

スマホで受け取れる電子データもある

マイナポータルと「e-私書箱」、さらに「iDeCoオンライン手続きサービス」を連携すると、証明書をスマホやパソコンで電子データとして受け取ることもできます。令和7年分では、電子データはハガキより数日早く発行されていました。

電子データなら紛失の心配がなく、会社が電子の年末調整に対応していればそのまま使えます。ただし、マイナンバーカードと、カードを読み取れるスマホ(またはカードリーダー)が必要です。

年末調整での書き方

会社員の方は、年末調整で配られる「給与所得者の保険料控除申告書」に記入します。生命保険料控除などと同じ用紙です。

  1. 用紙の中から「小規模企業共済等掛金控除」の欄を探す
  2. 「確定拠出年金法に規定する個人型年金加入者掛金」の行に、証明書に書かれた金額(その年に払う掛金の合計額)を記入する
  3. 欄の合計額も記入する
  4. 届いた証明書(ハガキ)を申告書に添付して、勤務先に提出する

会社によっては、紙ではなく年末調整のシステムに入力する場合もあります。その場合も、同じ「小規模企業共済等掛金控除」の項目に入力し、証明書の画像や電子データを登録する流れになります。詳しいやり方は勤務先の案内に従ってください。

なお、同じ欄には企業型DCの掛金の行もありますが、会社が出している企業型DCの掛金は自分で書く必要はありません。iDeCoの掛金は「個人型」の行に書くので、間違えないようにしましょう。

年末調整に間に合わないときの対処法

証明書がまだ届かない・会社の締め切りに間に合わない

証明書が届かない、または会社の締め切りに間に合わなかった場合でも、あきらめる必要はありません。その年の分は、翌年に自分で確定申告をすれば控除を受けられます。

会社員の方が控除だけを受けるための確定申告(還付申告)は、翌年1月から、その年の分を5年間さかのぼって申告できます。いったん年末調整で入れ忘れても、確定申告で取り戻せるということです。

証明書をなくしてしまった

証明書をなくした場合は、再発行を申し込めます。松井証券のQ&Aによると、再発行は書面での手続きが必要で、発行まで2週間ほどかかるとのことです。年末調整の締め切りが近い方は早めに手続きしましょう。

e-私書箱を開設している方は、そこから電子データ(最大5年分)をダウンロードできるので、再発行を待たずに済みます。

10月以降にiDeCoを始めた

10月以降に初めて掛金を払った方は、証明書が11月・12月・翌年1月の発行になります。会社の年末調整に間に合わない場合は、翌年の確定申告で申告しましょう。

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松井証券のiDeCoの特徴や手数料は、松井証券のiDeCoの評判は?手数料・商品ラインナップ・始め方で詳しく解説しています。また、2026年12月からの掛金上限の引き上げなど、iDeCoの制度改正についてはiDeCo改正まとめ【2026年12月〜】にまとめています。

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まとめ

  • iDeCoの掛金は全額が所得控除になるが、年末調整か確定申告で自分で申告する必要がある
  • 控除証明書は松井証券ではなく国民年金基金連合会からハガキで届く
  • 1月から払っている方なら例年10月下旬ごろに届く(令和7年分は10月23日発送)
  • 年末調整では保険料控除申告書の「個人型年金加入者掛金」の行に記入し、証明書を添付する
  • 間に合わなかった場合も、翌年の確定申告で控除を受けられる

年末調整の書類が配られたら、まずは国民年金基金連合会からのハガキが届いているか確認してみてください。

※本記事は2026年9月末時点の情報をもとに作成しています。証明書の発行日程は年によって変わるため、最新の予定は松井証券のQ&Aでご確認ください。税金の具体的な手続きについては、勤務先や税務署にご確認ください。

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