以前の記事で、aruco(アルコ)というアプリの仕組みや始め方をご紹介しました。歩いて貯めた「ドロップ」をMATIC(マティック)という暗号資産に交換すれば、bitbank(ビットバンク)やコインチェックといった国内の取引所へ直接出金できる、という点が大きな特徴でしたね。
とはいえ、実際に出金しようとすると、「どの画面を操作すればいいの?」「ネットワークって何を選べばいいの?」と迷う方も多いのではないでしょうか。
この記事では、私が調べた内容をもとに、aruco(アルコ)で貯めたMATICを国内取引所へ出金する具体的な手順と、つまずきやすいポイントを整理してご紹介します。
出金の基本方針をおさらい
arucoで交換できる暗号資産は6種類ありますが、そのうちMATICだけがPolygon(ポリゴン)ネットワークに対応した国内取引所へ直接送金できます。それ以外(WBTC・WETH・USDT・USDC・JPYC)を選んだ場合は、MetaMask(メタマスク)のようなWeb3ウォレットを別途用意する必要があり、初心者の方にはハードルが高くなります。
そのため、この記事では「MATICを選んで国内取引所へ出金する」という、最もシンプルなルートを前提に手順を解説していきます。arucoの仕組みそのものについては、以下の記事で詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。
aruco(アルコ)とは?歩くだけで暗号資産が貯まるポイ活アプリの仕組み・始め方を解説
出金前に準備しておくもの
MATICを受け取るには、Polygonネットワークでの入金に対応した国内の暗号資産取引所口座が必要です。arucoの案内上でも、bitbankやコインチェックが出金先の候補として挙げられています。
まだ口座をお持ちでない方は、先に取引所の口座を開設しておきましょう。
コインチェックとbitbankのどちらを選べばよいか迷う方は、以下の比較記事も参考にしてください。
コインチェックとビットバンクを徹底比較!初心者はどっちを選ぶべき?
具体的な出金手順
大まかな流れは、次の2ステップです。
ステップ1:取引所側でMATICの入金アドレスを取得する
利用する取引所のアプリまたはサイトで、入金(受け取り)画面を開きます。通貨の一覧から「MATIC」を選び、対応ネットワークとして「Polygon」を選択してください。表示された入金用アドレスをコピーしておきます。
ステップ2:aruco側で交換・送金の手続きを行う
arucoアプリ内の交換(出金)メニューを開き、交換する暗号資産として「MATIC」を選択します。送金先アドレスの入力欄に、ステップ1でコピーした取引所側のアドレスを貼り付けて、内容に間違いがないか確認したうえで送信します。
送金後は、取引所側の入金履歴で反映を確認できます。ブロックチェーン上の処理を経由するため、反映までにはある程度時間がかかることがあります。混み具合によって所要時間は変わるため、「すぐに届かない=失敗」とは限りません。焦らず取引所側の履歴を確認しながら待ちましょう。
ネットワーク選択で絶対に間違えてはいけないこと
出金の手順の中で、もっとも注意したいのがネットワークの選択です。MATICという同じ通貨であっても、「Polygonネットワーク」と「Ethereumネットワーク」の2種類が存在する場合があり、ここを間違えると資産が正しく届かなかったり、最悪の場合は取り戻せなくなったりするおそれがあります。
取引所側で入金アドレスを取得する際は、必ず「Polygon」を選んでいるかを確認してください。暗号資産の送金では、アドレスやネットワークの入力ミスは基本的に取り消せません。慣れないうちは、コピー&ペーストで確実に入力し、送信前に見直す習慣をつけておくと安心です。
出金にはドロップの最低数量がある
arucoでは、一定量のドロップが貯まらないと交換(出金)ができない仕組みになっています。ただし、この最低数量については情報源によって数値が異なっており(1,000ドロップから、3,000ドロップからなど)、私の方で確度の高い一次情報を確認することができませんでした。
正確な最低交換数量は変更される可能性もあるため、アプリ内の最新の案内を必ずご確認いただくことをおすすめします。
トラベルルールの情報入力が必要な場合も
暗号資産の送金では、マネーロンダリング対策として「トラベルルール」と呼ばれる制度により、送金元・送金先に関する情報の入力を求められることがあります。取引所側の入金手続きの案内に沿って、必要な情報を入力しましょう。この手続きが必要かどうか、具体的にどの情報を求められるかは取引所によって異なるため、利用する取引所の案内にしたがってください。
出金がうまくいかないときのチェックポイント
出金がうまく反映されないときは、次の点を順番に確認してみてください。
・ネットワークをPolygonで選択していたか
・入金アドレスを正しくコピー&ペーストできていたか
・交換に必要な最低ドロップ数を満たしていたか
・取引所側の反映に時間がかかっているだけではないか(履歴画面を確認)
それでも解決しない場合は、自己判断で再送金を試みる前に、arucoまたは利用している取引所のサポート窓口に問い合わせることをおすすめします。
まとめ
aruco(アルコ)で貯めたドロップは、MATICを選んでPolygonネットワーク経由で出金すれば、bitbankやコインチェックといった国内取引所へ直接送金できます。手順自体はシンプルですが、ネットワークの選択やアドレスの入力ミスは取り返しがつかないため、送信前の確認だけは慎重に行いましょう。
まだ取引所の口座をお持ちでない方は、この機会にコインチェックやbitbankの口座開設を検討してみてはいかがでしょうか。