Tangem Wallet(タンジェムウォレット)とは?カード型ハードウェアウォレットの特徴・価格・使い方をわかりやすく解説

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「コインチェックやビットバンクに預けている暗号資産、取引所の対策だけで本当に安心なのかな」と感じたことはありませんか?以前の記事では、秘密鍵を自分で管理するハードウェアウォレットの基本について解説しました。今回は、その中でも「カード型」というユニークな形状で注目されている「Tangem Wallet(タンジェムウォレット)」について、特徴や価格、購入方法までわかりやすく解説していきます。

Tangem Walletとは?

Tangem Walletは、クレジットカードのような薄いカードの中に秘密鍵を生成・保管できるハードウェアウォレットです。スマートフォンにカードをタップするだけで暗号資産の管理ができ、パソコンへの接続やBluetooth・USBケーブルは必要ありません。開発元のTangem AG(スイス・ツーク)が製造し、日本では「tangem-wallet.net」が正規代理店として国内発送・日本語マニュアル付きで販売しています。

Tangem Walletの4つの特徴

①シードフレーズ不要のセキュアな設計

一般的なハードウェアウォレットでは、初期設定時に「シードフレーズ」と呼ばれる十数個の英単語を紙に書いて保管する必要があります。このシードフレーズを紛失したり、写真に撮ってクラウドに保存してしまったりすることが、資産流出の原因になることも少なくありません。

Tangem Walletでは、秘密鍵はカード内のセキュアな環境で生成され、そのままカードの外に出ることはありません(いわゆる「ゼロ知識設計」)。Tangem社自身も鍵を取り出したり復元したりする手段を持たない仕組みになっており、シードフレーズを紙に書いて保管する手間そのものが不要です。

②90以上のブロックチェーン・14,000種類以上の暗号資産に対応

Tangem Walletは、DeFiやNFT、DEXへのアクセスを含めて90以上のブロックチェーン、14,000種類以上の暗号資産の管理に対応しています(公式サイト調べ)。ビットコインやイーサリアムはもちろん、幅広い銘柄を1つのカードで管理したい方に向いています。

③スマホをタップするだけ、ケーブルやBluetoothは不要

パソコンやバッテリーは不要で、必要なのはスマートフォンだけです。専用アプリをインストールし、カードをスマホにタップするだけで暗号資産の送受金や、WalletConnectを使ったDApps連携ができます。クレジットカードやGoogle Pay・Apple Payでの購入、暗号資産の売却にも対応しており、コールドウォレットの安全性とホットウォレットの手軽さを両立している点が特徴です。

④2枚目・3枚目のカードでスマートバックアップ

Tangem Walletは1セットに2枚または3枚のカードが同梱されており、2枚目・3枚目を「バックアップカード」として使うことで、従来のハードウェアウォレットのようにシードフレーズや復元用の書類・写真を用意する必要がありません。

一方で、セットに含まれるカードすべてを紛失・破損してしまうと資産にアクセスできなくなるリスクがあるため、バックアップカードは本体とは別の安全な場所に保管することが重要です。

セキュリティの裏付け

Tangem Walletは、Cure53、Riscure、Kudelski Securityといった第三者のセキュリティ専門機関による監査を受けており、モバイルアプリからハードウェア・スマートカードのコードまで、複数の観点でレビューが行われています。また、外部の研究者が脆弱性を報告できるバグバウンティ制度も設けられており、監査結果や更新履歴は公式サイトで公開されています。もちろんこれらはTangem社自身が公表している情報であり、利用する際は最終的に自己責任での判断が必要な点は他の暗号資産関連サービスと同様です。

価格と購入方法(日本正規代理店)

Tangem Walletは、日本正規代理店の「tangem-wallet.net」(運営:株式会社FORTUNE)から購入できます。国内発送・日本語マニュアル付きで、価格は次の通りです(2026年9月時点)。

  • 2枚セット:11,000円(税込)
  • 3枚セット:12,800円(税込)

3枚セットの方が1枚あたりの価格は割安になるほか、バックアップカードを2枚用意できるため、紛失リスクをより下げたい方には3枚セットがおすすめです。

▼Tangem Walletの詳細・購入はこちらから▼
カード型で暗号資産を安全・簡単に管理【Tangem Wallet】

Tangem Walletが向いている人・注意点

こんな方に向いています。

  • シードフレーズの管理が不安、または面倒だと感じている方
  • 複数の暗号資産をまとめて自分で管理したい方
  • パソコンを使わず、スマホだけでハードウェアウォレットを使いたい方

一方で、カード自体をすべて紛失・破損してしまえば資産へアクセスできなくなる点は、シードフレーズ方式のハードウェアウォレットと同様のリスクです。購入後は同梱されるバックアップカードを必ず設定し、本体と別の場所で保管するようにしましょう。

取引所のセキュリティ対策との違い

コインチェックやビットバンクなど各取引所も、二段階認証やコールドウォレット管理といったセキュリティ対策を行っています。仮想通貨取引所のセキュリティ対策を徹底比較の記事も参考にしてください。ただし取引所に資産を預けている限り、取引所側のシステム障害やハッキングといったリスクをゼロにすることはできません。Tangem Walletのようなハードウェアウォレットを使うことは、そうしたリスクから資産を自分自身で守るための選択肢の1つになります。ハードウェアウォレットの基本的な仕組みについては、こちらの記事でも詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。

まとめ

Tangem Walletは、シードフレーズが不要でスマホをタップするだけで使えるカード型のハードウェアウォレットです。90以上のブロックチェーン・14,000種類以上の暗号資産に対応しており、第三者機関による監査も受けています。取引所に暗号資産を預けたままにしていることが気になっている方は、この機会に自分で資産を管理する方法の1つとして検討してみてはいかがでしょうか。

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