ひふみ投信の評判は?メリット・デメリットと直販での始め方を元保有者が解説【2026年版】

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「ひふみ投信って実際どうなの?」「評判は良いって聞くけど、最近は成績がいまいちという声もある…」と気になっている方も多いのではないでしょうか。

私は以前、テレビ番組をきっかけにレオス・キャピタルワークスの直販口座を開設し、つみたてNISAでひふみ投信を約4年間積み立てていました。その後、S&P500や全世界株式にも投資したくなってNISA口座をSBI証券に移し、今はひふみ投信を保有していません。

この記事では、実際に使っていた経験者の目線で、ひふみ投信の特徴・運用成績・メリットとデメリットを、2026年時点の最新情報にもとづいて正直にまとめます。

ひふみ投信とは?日本の成長企業に投資するアクティブファンド

ひふみ投信は、レオス・キャピタルワークス株式会社(以下 レオス)が運用する投資信託で、2008年10月に設定されました。

最大の特徴は「アクティブファンド」であることです。アクティブファンドとは、日経平均やTOPIX(東証株価指数)といった指数に連動するのではなく、運用チームが自分たちで企業を調べて投資先を選び、指数を上回る成績を目指す投資信託のことです。

投資先はほぼ日本株で、2026年8月末時点の資産配分は国内株式が99.11%、現金などが0.89%となっています。

運用会社レオス・キャピタルワークス株式会社
設定日2008年10月1日
主な投資先日本の株式(国内株式99.11%、2026年8月末時点)
信託報酬(税込)年1.078%
購入時手数料無料
信託財産留保額なし
最低購入金額1,000円から
新NISAつみたて投資枠・成長投資枠の両方に対応
購入できる場所レオスの直販口座のみ(同じ中身の「ひふみプラス」は証券会社・銀行で購入可)

私がひふみ投信を始めたきっかけ

私がひふみ投信を知ったのは、テレビ番組「カンブリア宮殿」でレオスが取り上げられた回を、たまたま見たときでした。当時は「投資信託」という言葉は聞いたことがあっても、中身はよくわかっていない状態でした。

番組で印象に残ったのは、運用担当者が投資先候補の企業を実際に訪問し、経営者から会社のビジョンを直接聞いたうえで投資するかどうかを判断している姿です。公開情報だけでなく、自分たちの足で情報を集める姿勢に感銘を受けました。

また、レオスの代表・藤野英人さんの「社内でスリッパに履き替える会社には投資しない」という話もよく覚えています。スリッパが悪いのではなく、会社を家のように捉える閉鎖的な社風になっていないかを見るためだそうで、「企業を訪問すると、そういうところにも着目するのか」と感心しました。

番組を見終わってすぐに口座開設を申し込んだのが、私の投資信託デビューです(笑)。

ひふみ投信の評判は?運用成績を数字で確認

ひふみ投信の評判は「長期で見ると大きく増えた」という声と、「ここ数年はTOPIXに負けている」という声に分かれます。実際の数字を見てみると、どちらも事実であることがわかります。

期間ひふみ投信TOPIX
1年+23.89%+38.28%
3年+54.59%+91.24%
5年+54.91%+139.34%
10年+212.19%+295.25%
設定来(2008年〜)+884.60%+465.52%
2026年8月31日時点(ひふみ投信 月次運用レポートより)

設定来で見ると約9.8倍(+884.60%)で、TOPIXを大きく上回っています。リーマン・ショック直後の2008年10月に設定され、その後の日本株の回復局面で、中小型の成長株を中心に成果を積み上げてきました。

一方で、直近1年・3年・5年・10年ではいずれもTOPIXを下回っており、特に5年では差が大きく開いています。ここ数年の日本株の上昇は大型株や割安株(バリュー株)が中心だったといわれており、成長株を多く持つひふみ投信には追い風が弱い時期だったと考えられます。「最近はやめた方がいい」という評判が出ているのは、この数字が背景にあると考えられます。

アクティブファンドは、指数を上回る時期もあれば下回る時期もあります。過去の成績が将来も続くとは限らないので、「長く付き合える運用方針かどうか」で判断するのがおすすめです。

ひふみ投信を直販で買うメリット

①長く持つほど実質コストが下がる「資産形成応援団」

直販口座でひふみ投信を5年以上持ち続けると、信託報酬の一部が「応援金」として還元されます。還元されたお金はひふみ投信の買付に回されるので、保有口数が少しずつ増える仕組みです。

保有期間還元率実質信託報酬(税込)
5年未満なし1.078%
5年以上0.2%0.878%
10年以上0.4%0.678%
出典: ひふみ公式サイト「資産形成応援団」

この仕組みは直販限定です。証券会社などで買う「ひふみプラス」には適用されません。

②直販限定のセミナー・イベントに参加できる

直販口座の利用者向けに、運用報告会やセミナーが開かれています。私が保有していたころにいちばん良いと感じたのがこれでした。運用担当者から直接話を聞けて、リアルの場では質問もできるので、投資の勉強としても大変役に立ちました。

③1,000円から・購入手数料無料で始められる

購入時手数料は無料で、1,000円から購入できます。口座開設はWebで最短5分で申し込め、スマートフォンで手続きした場合は最短で翌日に口座開設が完了します。

④新NISAのつみたて投資枠・成長投資枠の両方で買える

ひふみ投信は、新NISAのつみたて投資枠と成長投資枠の両方に対応しています。直販口座でNISA口座を開けば、運用益を非課税で受け取りながら積み立てられます。

ひふみ投信のデメリット・注意点

①信託報酬がインデックスファンドより高い

信託報酬とは、投資信託を持っている間ずっとかかる手数料のことです。ひふみ投信は年1.078%で、年0.1%を下回るものも多いインデックスファンドと比べると高めです。長く持つほどこの差は効いてくるので、資産形成応援団による割引を含めて考えることが大切です。

②直近数年はTOPIXを下回っている

先ほどの表のとおり、直近5年ではTOPIXに大きく負けています。「高い手数料を払っても指数に勝てないなら意味がない」と感じる方には、TOPIXや全世界株式に連動するインデックスファンドの方が合っているかもしれません。

③直販口座では他の会社の投資信託が買えない

これが、私がNISA口座を移した理由です。レオスの直販口座で買えるのはひふみシリーズだけで、S&P500や全世界株式(オール・カントリー)のような人気のインデックスファンドは買えません。新NISAの口座は1人1つの金融機関でしか開けないため、「NISAでいろいろなファンドに分散したい」という方は、この点をよく考えておく必要があります。

NISA口座を移す手順は、つみたてNISAの金融機関の変更方法(レオス→SBI証券)で、実際の体験をもとにまとめています。

④クレジットカード積立には対応していない

ひふみ投信はクレジットカードでの積立(クレカ積立)に対応していません。クレカ積立のポイントを重視する方は、証券会社で「ひふみプラス」を買うという選択肢もあります。

ひふみ投信とひふみプラスの違い

「ひふみプラス」は、ひふみ投信と同じマザーファンド(実際に株式を運用している親ファンド)に投資する兄弟ファンドです。中身の運用は同じで、違うのは「どこで買うか」と「受けられるサービス」です。

ひふみ投信ひふみプラス
購入できる場所レオスの直販口座のみ証券会社・銀行など
運用の中身同じマザーファンド同じマザーファンド
信託報酬(税込)年1.078%年1.078%以内(純資産に応じて段階的に低下)
資産形成応援団あり(5年以上保有で還元)なし
直販限定セミナーありなし
他の投資信託との併用直販口座では不可同じ証券口座で自由に組み合わせ可

ざっくり言うと、「ひふみだけを長く持つなら直販のひふみ投信」「インデックスファンドなどと一緒に1つの口座で管理したいならひふみプラス」という選び方になります。

ひふみ投信はこんな人に向いている

  • 日本の成長企業を応援しながら、長期でじっくり資産を育てたい人
  • 5年・10年と長く持つつもりで、資産形成応援団の割引を活かしたい人
  • 運用報告会やセミナーで、プロの考え方を学びたい人

反対に、とにかく手数料を抑えたい人や、NISAでS&P500・全世界株式などにも分散したい人は、ネット証券でインデックスファンドを中心にし、ひふみプラスを少し組み合わせる方が合っていると思います。

ひふみ投信の始め方(直販口座の開設手順)

  1. ひふみ公式サイトから、Webで口座開設を申し込む(最短5分)
  2. マイナンバー確認書類と本人確認書類、顔写真をスマートフォンで撮影して提出する
  3. 口座開設完了のメールを受け取る(スマートフォンから申し込んだ成人の場合は最短で翌日)
  4. 「ひふみWebサービス」から、つみたて購入やNISAを申し込む

ほかの金融機関でNISA口座を開いていない場合は、口座開設と同時にNISA口座も申し込めます。すでに他社でNISA口座を持っている場合は、金融機関の変更手続きが必要です。

▼ひふみ投信の口座開設はこちら(直販)
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よくある質問

Q. ひふみ投信は「やめたほうがいい」って本当?

直近5年の成績がTOPIXを下回っていることが、そう言われる主な理由です。ただ、設定来ではTOPIXを大きく上回っており、一概に悪いファンドとは言えません。手数料の高さと運用方針に納得できるかどうかで判断するのがおすすめです。

Q. ひふみ投信とひふみプラス、どちらを買えばいい?

運用の中身は同じです。ひふみだけを長く持つなら、資産形成応援団やセミナーがある直販のひふみ投信が有利です。ほかの投資信託もまとめて管理したい場合は、証券会社で買えるひふみプラスが便利です。

Q. 途中でNISA口座を他の金融機関に移せる?

移せます。私も実際にレオスからSBI証券へ移しました。移したあとは、それまでにNISAで買ったひふみ投信を売らずにそのまま持ち続けることもできます。

まとめ

ひふみ投信は、日本の成長企業を自分たちの足で調べて投資する、個性のはっきりしたアクティブファンドです。設定来では大きな成果を出していますが、直近数年はTOPIXに負けており、手数料もインデックスファンドより高めです。

私自身は途中でインデックス投資中心に切り替えましたが、ひふみ投信は投資信託について学ぶきっかけをくれた、思い入れのあるファンドです。長く持つほど実質コストが下がる直販ならではの仕組みもあるので、「日本の成長企業に長期で投資したい」という方は、まず少額から試してみてはいかがでしょうか。

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※本記事は2026年9月時点の情報をもとに作成しています。運用成績は2026年8月31日時点の月次運用レポートの数値です。投資信託は元本保証がなく、基準価額が下がって損失が出る可能性があります。最新情報は公式サイトでご確認ください。

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